新設NC機械

横中ぐり最新機械を導入

2022年9月1日、倉敷機械の最新バージョンのNC機械を導入。
正式名称 KBT-130.A
 

コロナ禍を経験して私たちの意識も感覚も大幅に移行した結果、様々なデジタル化が急速に進みました。 

出遅れたものは敗者となるという危機感のもと、大手から中小企業までDX(デジタルトランスフォーメーション)に必死に取り組んでいます。しかし、DXに成功している企業がどれほどあるでしょうか。 
変わらなければ生き残れない現代。飲食店業界はDXが必須になっています。自動車業界は電気自動車へシフトしていき、IoT(Internet of Things)が当たり前になっています。
製造業もDXにトライして新しい事を取り入れ、最新のNC機械を導入することによって少しでも速く正確に機械加工をする事が求められます。
企業がデジタル技術を活用して、組織や企業文化、風土をも改革し競争上の優位性を確立することが現代の製造業で生き残っていく術ではないでしょうか。
AIを導入して、図面が求めていることを瞬時に把握してCAD図が自動制作できる。そんな時代がすぐにやってくるかも知れません。

顧客満足度に新しいアプローチをしていく時代に、まずは新しい取り組みの一貫として最新機械の設備投資となりました。
新機能の一部を紹介します。

KBT-130.Aの新機能

・自動芯出し

専用工具とNCの発達により、今までかなり時間のかかっていた作業。芯出しが高速で処理できます。
専用工具でワークを高速で計測。ワークの形状や高さが変わったとしても即座に対応して絶対座標値を計測します。

この機能の搭載で、作業効率と生産性がかなりアップし、削り出しを始めるまでの時間がかなり短縮されます。
動画の様に並行度も瞬時に計測し、それによる原点も液晶上に表示されます。
当社は同一品が連続しての加工が少ない点はありますが、それでも加工が速くなるのは間違いありません。